新種牡馬ビーチパトロール産駒の7番人気デイドリームビーチ(牡、石毛)が直線で差し切って、初陣を勝利で飾った。行き脚がつかず中団からの追走。押して押して外から直線に入ると、残り100メートルで前を捉え、2着に3/4馬身差でゴールした。勝ち時計は1分12秒2。

杉原騎手は「スタートは遅いと思っていたけど、コーナーで取りついてくれた時には勝ったと思った。抜け出してから遊んでいたし、引き揚げてからの息も良かったので、まだまだ余裕がありそうですね。血統的にも短いところで走っていますし、この馬はパワーがありますね。緩さを残す中で走ってくれました。これから楽しみです」とたたえた。

石毛師は「ここまで待って、いい状態で出せた。血統の良さもレースで出てくれた。ただこれから気性的に難しさが出てくるかもしれないので、そこは慎重にやっていきたい。今後は新潟に行くと思いますが、オーナーサイドと相談しますので、次走は未定です」と語った。