高松宮記念でG1初制覇を果たしたファストフォース(牡7、西村)は激闘から一夜明けた27日、栗東トレセンで元気な姿を見せた。

26日の午後7時ごろに無事に帰厩。この日、取材に応じた川又助手は「帰ってきてからも元気よかった」と馬の様子を伝える。他馬が苦戦したタフな馬場でも自慢のスピードが生き、外枠(7枠13番)も追い風になった。「馬場は(内から)5、6頭分は走るところじゃないという感じで、枠がいい方に出た。前走は輸送で減ったので、同じことが起こればと計算してやりました。馬がすごいですね」と愛馬の奮闘をたたえた。この後は1度放牧に出る予定だ。