次週のヴィクトリアM(G1、芝1600メートル、14日=東京)へ向けて3日、昨年の覇者ソダシ(牝5、須貝)が1週前追いで順調な仕上がりを見せた。

Cウッドで3歳オープンのユティタムと併せ馬。直線は内でいっぱいに追われて首差遅れたが、相手は名うての稽古駆けタイプで川田騎手が騎乗。ソダシ自身も6ハロン78秒8-11秒4と時計は非常に優秀だった。

須貝師は「しっかりやるイメージでこれだけの時計が出た。北村(調教助手)が乗ってあれなら全然問題ない。これで(競馬)モードに入った」と即座に合格点をつけた。

先週までは「あまり(スイッチが入るのが)早いと消耗するから」と静の調整。このひと追いで臨戦態勢はほぼ整った。あとは微調整程度。ヴィクトリアM連覇のプロジェクトは着々と進行している。