ジョアン・モレイラ騎手騎乗の2番人気レーベンスティール(牡、田中博)が直線抜け出し、2度目の重賞挑戦で初タイトルを獲得した。昨秋の新馬戦で首差2着に敗れたソールオリエンス(牡、手塚)への雪辱も果たした。

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☆レーベンスティール 通算成績6戦3勝 馬名の由来は生き様(独)。父名、母名より連想。生き様で魅了する馬になるように。

☆田中博康調教師 管理馬のべ3頭の出走で初勝利。これまでの最高着順は22年ローシャムパークの3着。JRA重賞勝ちは7月の函館記念(ローシャムパーク)以来で今年4勝目、通算4勝目。

☆ジョアン・モレイラ騎手 JRA重賞勝ちは18年京都2歳S(クラージュゲリエ)以来、約4年10カ月ぶり。通算5勝目。

☆関東馬 21年アサマノイタズラ以来の勝利。通算では関東馬65勝、関西馬11勝、地方馬1勝。

☆単勝2番人気 17年ミッキースワロー以来の勝利で通算17勝目。

☆セントライト記念優勝馬の菊花賞制覇(95年からトライアル) 49年トサミドリ、56年キタノオー、59年ハククラマ、60年キタノオーザ、63年グレートヨルカ、68年アサカオー、69年アカネテンリュウ、77年プレストウコウ、84年シンボリルドルフ、15年キタサンブラックの計10頭。