史上7頭目の3冠牝馬リバティアイランド(牝3、中内田)が“自己最高”の状態で頂上決戦に挑む。ジャパンC(G1、芝2400メートル、26日=東京)に向けて22日、栗東トレセンで最終追い切りが行われた。馬なりで自己最速となるCウッド6ハロン80秒7-11秒0を計時。またがった川田将雅騎手(38)も中内田充正調教師(44)も秋華賞以上の出来と認めた。

<川田騎手に聞く>

-追い切りの内容は

川田騎手 先週軽めで終わらせていますし、体も余裕があるので、ある程度しっかりやろうということで、こういう追い切りになりました。(タイムは)ちょうどいいと思います。

-大きく追走する形に

川田騎手 あれぐらい(前の併走馬と)距離をとっていないと、なかなか思うような形でゴール前を迎えられないので。いい動きができていたと思います。

-前走からの上積みは

川田騎手 はい、もちろんです。

-強い相手がそろった

川田騎手 これだけすばらしい馬がたくさんいる中で、世界一の馬もいますから。久しぶりにチャレンジャーとして臨むレースになりますので、年長馬を相手にしっかり胸を借りて走りたいなという思いです。僕はいつも通り、僕の仕事をするだけです。