2023年も名馬、ホースマンが天国へと旅立った。ファンの記憶に残る名馬、調教師の死を悼むとともに、その栄光を振り返る。(JRA、牧場、調教師会などからの発表を受け日刊スポーツ紙面で報じたG1馬など、調教師が中心)

■9月11日カワカミプリンセス(牝20)

繋養(けいよう)されていた三石川上牧場(北海道新ひだか町)で起立不能となり死亡した。

西浦厩舎から06年2月にデビュー。新馬戦、君子蘭賞、スイートピーSと3連勝して臨んだオークスも勝利。秋は直行した秋華賞も制し5戦5勝。史上初めてオークスと秋華賞の牝馬2冠を無敗で達成した。続くエリザベス女王杯では1位入線後に12着降着。以降は勝ち星を挙げられなかった。

騎手時代にコンビを組んだ本田師は「なんで走るのかな、という馬だった。根性で走っていたと思う。テイエムオーシャンなんかも乗っていたけど、カワカミプリンセスはオーシャンより強かったと思う。一番よく走ってくれた」と感謝した。06年の最優秀3歳牝馬と最優秀父内国産馬を受賞。通算成績は17戦5勝。