クリストフ・ルメール騎手(44)が9日、自身のアパレルブランド「CL by C・ルメール」のポップアップストアを開催している都内の阪急メンズ東京で行われたプレス内覧会に出席した。

クラブ法人(有)社台レースホース(RH)とのコラボレーションで、ハーツクライに注目したTシャツ、ポロシャツなど3点の新作を紹介。ハーツクライには「僕にとっては大事な馬。トリビュートですね。2005年の有馬記念を勝った馬です。僕にとっては日本のG1初勝利でしたので、すごくいい思い出です」と、無敗のディープインパクトに土をつけ、自身のJRA・G1初勝利となった一戦を思い出した。

内覧会には社台RH吉田哲哉代表の妹、社台RHの堀祥子取締役も姿を見せた。堀取締役は「このたびはハーツクライを通して、ルメール騎手とのコラボレーションに参加させていただきまして、大変光栄です」とあいさつした。ハーツクライが勝った有馬記念のほか、06年のドバイシーマC制覇も現地観戦としたと言い「ルメール騎手でなければ、果たせなかったと感じております」と名手に感謝した。

なお、ハーツクライコレクションの売り上げの5%が、引退競走馬のけい養展示への助成などを行う「ジャパン・スタッドブック・インターナショナル」に寄付される。今回のポップアップストアは8~14日の期間で開催されている。