松山弘平騎手(34)が2年ぶりの夏小倉リーディングに“王手”をかけている。
今週土日の最終週を前に11勝を挙げ、2位に6勝差と独走状態。開幕週には北九州記念をピューロマジックで制し、先週は土曜に福島へ遠征しながら、日曜小倉で4勝と活躍を見せてきた。
松山騎手は「僕自身“夏コク”が好きなので、開催が1カ月(4週)しかないのはさみしいです。今週が最終週なので、いい形で締めくくりたいですし、小倉リーディングを取れるように頑張ります」と意気込む。
この躍進を支える1つは緻密な馬場分析。10鞍に騎乗した先週日曜(14日)の小倉は大雨での開催だったが、道悪馬場を読み切って4勝の固め勝ちを飾った。3週目で、芝コースの内側はかなり荒れているように映ったが、同騎手によると傾向は“内有利”のままだという。言葉通り、同日の芝での3勝はいずれも、ハナもしくは好位から内側を通っての勝利だった。
「(コース)外側の方がきれいですが、水はけが悪いのか(内側よりも)含水量が多く、伸びづらい馬場でした。ラチ沿いはまだ良かったので、そこを通ることを意識していました。今週は天気も異なりますし、違う馬場になると思いますが、対応していきたいです」
今週末は日曜メインの中京記念(G3、芝1800メートル、21日)で初コンビを組むロングラン(せん6、和田勇)をはじめ、土日とも小倉で計17鞍の予定。中でも、土曜5R新馬戦のグレインワーク(牡2、池添)は「しっかりと動けていますし、乗りやすくて素直。初戦から動けると思います」と楽しみにしていた。

