キングへ前進! 単勝1・4倍の断然1番人気に推されたエリキング(牡、中内田)が他馬をねじ伏せ、デビュー2連勝を決めた。

若さを随所に出しながらも、力が違った。スタートは、立ち遅れ。1角の入りでも頭を上げながらの追走となったが、川田騎手がなだめながら馬群に収まった。勝負どころでは外めを進出、直線は抜群の手応えから抜け出した。

鞍上は「軽い反抗期を迎えていますね」と苦笑しながらも「ゲートや1コーナーも反抗してくる面はありましたが、リズムを取れればいい走りをしてくれます。精神的に成長して、体ももっと成長する予定なので。そうなればもっといい走りができると思います」。中内田師は「全体的にひとつ、ひとつ幼いですが、簡単な相手ではなかったですからね」。次走は馬の状態を見ながら決定していく。

23年セレクトセールで2億1000万円(税抜き)の高値がついたキズナ産駒。現地で見届けた藤田晋オーナーは安堵(あんど)の表情だ。「まずはホッとしました。まだ幼いところもあると聞いているので、ゆっくり成長していってほしいです」と、さらなる活躍に期待を込めた。【奥田隼人】