プロ野球の殿堂入りメンバーが16日に発表されました。大きなニュースになっています。JRAにも「競馬の殿堂」があり、毎年、顕彰馬、調教師と騎手の顕彰者がその功績をたたえられています。

競走馬の顕彰馬選定は報道関係者による投票。昨年の顕彰馬投票はコントレイルが152票、キングカメハメハが143票を獲得し、めでたく顕彰馬に選出されました。投票者数の4分の3以上の得票が必要で、昨年は選出に必要だったのが132票。選定対象の初年度だったオジュウチョウサンは得票数3位の102票でした。

年度代表馬の投票よりも投票者が限定される顕彰馬投票。春に投票が行われ、例年6月初旬に結果が発表されます。今年は23年の世界最強馬、日本馬で史上最高レーティングを獲得したイクイノックス、白毛初のクラシックホースとなったソダシなどが選定対象初年度を迎えます。

先日、日本馬オールザワールドのチャンピオンハードル(チェルトナム・フェスティバル開催)登録を伝える記事の中で「レーシングポスト」紙はオジュウチョウサンを「世界一の賞金を稼いだジャンプホース」と紹介しています。他にも素晴らしい馬はたくさんいますが、選定対象2年目、今年こそ、彼(オジュウ)を顕彰馬に…。そう願わずにいられません。

北海道で今週、オジュウに会ってきた和田正一郎調教師から元気そうな姿の写真を送っていただきました。14歳になった絶対王者。種付け頭数はわずかですが、「現役の種牡馬」です。驚きの強さと頑丈さと、波瀾(はらん)万丈の競走生活でファンを感動させてきた彼の物語にはまだまだ続きがある。自分はそう思っています。【競馬デスク@大阪中之島】