土日重賞ジャックだ! 開業2年目の福永祐一調教師(48)が、春のクラシックを見据えて、東京の3歳2重賞に期待馬を送り込む。土曜のクイーンC(G3、芝1600メートル、15日)は未勝利戦を勝ち上がったスライビングロード(牝)、日曜の共同通信杯(G3、芝1800メートル、16日)は新馬戦を快勝した良血ネブラディスク(牡)がスタンバイ。週末の府中重賞制圧を狙う。

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共同通信杯のネブラディスクは、国内外でG1・4勝を挙げたリスグラシューを半姉に持つ良血。福永師は「難しい馬だけど、そのコントロールは少しずつ利かせられるようになっている。初戦は芝にいっての走りが良かった。良くなるのはまだ先だが、ポテンシャルを感じる」と評価する。新コンビの武豊騎手とは管理馬での重賞初挑戦。1週前追いに騎乗した鞍上も「いい馬。硬さもないし、新馬の勝ちっぷりも良かった」と好感触をつかんでいる。

クイーンCのスライビングロードは前走の未勝利戦を2馬身差の快勝。師は「先週、菅原(明)くんに感触をつかんでもらって、いいコメントといい感触をもらった。動きもいいし、体重も減らずにこらえている。距離もちょうどいいと思うし、直線の長いコースや左回りもいい。楽しみ」と期待を込める。

ジョッキー時代には3冠馬コントレイルなどクラシック通算12勝を挙げた。調教師としては「日々を丁寧に、日々の積み重ね。馬が良くなっていく過程なんかは楽しいね」と、新たなやりがいを感じながら馬と向き合う。春の大舞台へ、2頭の走りに注目だ。【奥田隼人】