東京競馬場の芝コースがレコードラッシュだ-。エプソムCはやや重発表にもかかわらず、セイウンハーデスが1分43秒9の勝ちタイムで芝1800メートルのコースレコードを記録した。先週土曜の京王杯SCでもトウシンマカオが1分18秒3の勝ちタイムで芝1400メートルのコースレコードをマークしている。

春の東京開催、開幕週は初日の青葉賞こそ違ったものの、2日目のフローラS(芝2000メートル)はカムニャックがレースレコードの1分58秒6で制した。今の府中の芝はとにかく速い時計の出る“レコード連発馬場”になっている。

NHKマイルCのレースレコードは10年にダノンシャンティがマークした1分31秒4。この年はエーシンダックマンが軽快に飛ばし、前半の600メートル通過が33秒4、半マイル通過が44秒8だった。1000メートル通過が56秒3という猛烈なハイペースを、コスモセンサー、サンライズプリンス、キングレオポルドの好位3頭が追いかける展開。4角で後方3番手にいたダノンシャンティが豪快な追い込みを決めた。

東京マイルのコースレコードは19年ヴィクトリアMでノームコアがマークした1分30秒5。このときはアエロリットが600メートル通過33秒7、半マイル通過44秒8、1000メートル通過56秒1のペースで逃げていた。

日曜の府中は晴天が見込まれている。今年のNHKマイルCは“逃げ馬不在”の顔ぶれ。各馬がけん制し合ってスローの展開になる可能性が高そうだが、少しでも競ったり、折り合いを欠いた馬が出たりして、最初の600メートルを33秒台中盤で入るような流れになれば…。ダノンシャンティ超えのレースレコード決着が見られるかもしれない。