3歳頂上決戦、ダービー(G1、芝2400メートル、6月1日=東京)の追い切りが28日、東西トレセンで行われた。

エリキングは、骨折休養明けの皐月賞で11着に敗れた。中内田師は「当日の馬の様子も悪くなかったんですが、結果を見ると休み明けでしたね」と振り返る。

競馬界には“10回の調教より1度の実戦”という言葉が存在する。エリキングもまさしく1度使われたことで覚醒してきた。この日は坂路単走で4ハロン54秒8-12秒3。「輸送もあるので疲れを残さないことを意識してやりました。馬は1つ2つ良くなっています。イメージ通りにきていますね」。舞台設定についても「広いコースの方が競馬をしやすいですね。左右(の回り)はあまり気にしていませんが、中京で左回りを経験しているのはプラス」と見込む。

2歳時は3戦3勝で、のちのホープフルS2着馬ジョバンニには連勝していた。“影の世代トップ”とも言える存在だ。正真正銘の頂点へ、チャンスをうかがう。