週末に行われる米国のブリーダーズカップ(以下BC)の全14競走の出走馬と補欠馬が日本時間27日(火曜)に発表されました。
日本馬が複数頭出走するのはアメリカンステージとテーオーエルビスのスプリント(ダート1200メートル)、アスクイキゴミとルガルのマイル(芝1600メートル)、それにテーオーパスワードとフォーエバーヤングが参戦するクラシック(ダート2000メートル)の3つです。
鞍上の変更も少なくなくアメリカンステージとルガルにはO・マーフィー騎手が騎乗、ターフ(芝2400メートル)のディープモンスターにはカタールのG2アミールT(芝2400メートル)でともに勝利したT・マーカンド騎手が迎えられ、クラシックへの挑戦に舵を切ったテーオーパスワードの鞍上には北米で活躍中の木村和士騎手が配されて一昨年のG1ケンタッキーダービー(5着)以来のコンビを組みます。
クラシックでフォーエバーヤングに次ぐ人気が予想されるソヴリンティを送り出し、悲願のクラシック優勝に臨む“ゴドルフィン”は、傑出したスピードの持ち主でダートマイルと重複登録していたナイツブリッジをクラシックに向けて2頭でフォーエバーヤングを挟み撃ちにする作戦。春のG1ドバイWCで、フォーエバーヤングを相手に逃げ切ったマグニチュードは他馬にハナを譲った結果、まったく良さが出なかった前走G1ホイットニーSの反省から、ここは是が非でも逃げたいところでしょう。
キーンランド競馬場を舞台とした過去3度のクラシック勝ち馬のうち15年アメリカンファラオと20年オーセンティックは逃げ切り。22年のフライトラインは大逃げのライフイズグッドを追いかけて直線入口先頭から圧勝と逃げ、もしくは逃げに準じたポジションが優勝の絶対条件のようです。【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)

