日本軽種馬協会は2日、種牡馬ノーブルミッション(牡17、父ガリレオ)が英国のランウェイズ・スタッド(ニューマーケット)へ移籍することを発表した。

同馬は父ガリレオ、母カインドという血統で、無敗の怪物フランケルの1歳下の全弟。現役時は14年にタタソールズゴールドC、サンクルー大賞を制し、英チャンピオンSでは兄弟制覇を達成した。現役引退後は15年から米国で種牡馬として活躍し、産駒のコートオブオナーがトラヴァーズSを制覇、ノーボールズがBCターフスプリントを制している。21年から日本軽種馬協会の種牡馬として静内種馬場でけい養されてきたが、生まれ故郷の英国へ帰国することになる。日本生まれのノーブルミッション産駒はツーエムクロノス(牡4、本田)がJRAの芝で2勝を挙げている。

ランウェイズ・スタッドも公式ホームページでノーブルミッションの導入を発表。同スタッドのオーナー、カーステン・ラウジング氏は「ノーブルミッションを当スタッドに迎え入れることができ、大変うれしく思います。彼は卓越した血統と素晴らしい馬体を持つチャンピオン競走馬であり、英国の生産界に求められる存在です。また、国際的に実績のある種牡馬でもあり、欧州の生産者の皆様には魅力的な種付け料で提供できることになります。今回の取引にご協力いただいた日本軽種馬協会の皆様に感謝いたします」とコメントしている。

ランウェイズ・スタッドはドイツダービー馬シーザムーンやディープインパクト産駒のフランスダービー馬スタディオブマンをけい養している。ノーブルミッションの来年の種付け料は9000ポンド(約190万円)に設定された。