まるで未来の戦車のようなフォルム。ドローンの世界シェア70%を超えるDJI社が、6月12日、ついに「おもちゃ」?を発売しました。その名も「ロボマスターS1」。プログラミングを学べる教育用ロボットで、価格は64,800円(税込)です。
車体は「メカナムホイール」という4輪のタイヤで全方向に動きます。コントローラーはドローンと同じスマホやタブレットで、本体上部のカメラからリアルタイムで映像が送られてきます。もちろん写真や動画も撮影できます。
プラスターという大砲部分からは専用のゲル弾、または赤外線レーザーが発射されます。対戦ゲームでは、車体正面や側面にある6つのセンサーに攻撃を受けるとヒットポイントが減っていき、0になると負けます。
このロボットは、DJIが主催する国際的な対戦競技「ロボマスター」という大会から生まれました。ロボット工学などを専攻する2万人を超える学生が参加し、2018年度大会では世界各国から200チームが参加しました。日本のチームも初参加しています。
ゲームプレイだけでなく、インテリジェント機能で科学、数学、物理学のプログラミングを学べるそうです。近未来を体験できる楽しいロボットです。皆さんも是非、体験してみて下さい。【写真部・鹿野芳博】
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