北海道遊釣倶楽部の大会が10月27日、太平洋側の三石漁港~様似漁港で行われた。参加者19人が2匹身長+5匹重量で競った。

様似に入釣した武市毅さんは、暗い時間帯は干潮と重なり塩釜で竿(さお)を出した。すぐに良型のカジカを上げると、47センチのアブラコとそろえた。移動しながらタカノハも釣り、1494点で優勝を飾った。

同じく様似に入釣した大杉和洋さんは、この日もロックフィッシュ。塩釜から始めるも反応はよくない。様似漁港に移動すると、アブラコ、そして身長賞となる50センチ超えのクロガシラをゲット。総合は2位も納得の釣果だった。3位の大野昭彦さんは東井寒台に入釣し、開始からカジカを連発。移動しながらソイを釣り得点を稼いだ。

太平洋沿岸はやはり赤潮の影響があり、アブラコの数が少なかった印象だ。今後も海の様子を注視したい。【リポーター・藤本康隆=47】

◆成績▽総合2身+5匹 (1)武市毅1494点(2)大杉1461点(3)大野1253点(4)太田1224点(5)佃1218点▽身長 大杉クロガシラ50・2センチ