日本海側の島牧村栄浜で6日、サクラマスを狙った。午前6時、第2栄浜漁港から富丸(木村船長、【電話】0136・74・5256)に4人が乗船。20分ほどの沖に向かい、水深30~50メートルを狙った。

年末年始はシケ続き。この日も雪が降るなか竿を振った。早朝からホッケの猛攻。いつものなら時間の経過で少なくなるが、今回はポイントを変えても攻撃が続いた。そこでオオナゴを餌にヒラメ狙いに切りかえた。

すると室蘭市の愛沢さんの竿が根掛かりのように大きく曲がった。なかなかリールが巻けず約30分かけて上がって来たのは、102センチ、14キロのヒラメだった。なかなか見られないモンスターに船上は沸いた。

この日の釣果は1人35~40センチのホッケ50~70匹。お目当てのサクラマスは釣れなかったが、特大ヒラメの話で盛り上がった。木村船長は「サクラマスはこれから釣れるでしょう」と今後に期待していた。【リポーター・竹鼻雅己=68】