ツリジョモデルで“つ~ちゃん”こと元BS釣りビジョン「TSURI na KIBUN」MCの利水つばさが5日、千葉・富浦「共栄丸」(笹子宏宣船長=51)で、シーズン開幕直後となるルアーシイラに挑戦した。

本紙釣り面に登場し始めた21年からずっと「ニッカンさんでシイラに挑戦したいです!」と訴え続けてきたつ~ちゃんの願いが、この日かなった。21年はシイラ自体が不調で取材が成立せず。22年は取材が決まりながらも、笹子船長のコロナ感染で取材中止。「やっとニッカンさんでシイラができます。笹子船長にオススメルアーを聞いて事前に用意したのですが、あれもこれもで会計したら4万円にもなっていました」と笑った。

共栄丸でのシイラ船開始は1日も、初出船は3日で、この日は「魚は見えたけどヒットしなかった」と笹子船長。4日は75センチが1匹ヒットだった。「最初の群れはいなくなってしまったようですが、やってみましょう」。

流木や放流物、潮目などを探し、その周辺をポッパーやペンシルなどで表層を狙う。「投げられること自体が楽しい!」。喜々としてキャスティングを繰り返すつ~ちゃんだったが、ファーストヒットはシイラ歴約7年という長谷川崇さん(32)だった。「隣の友人ルアーをチェイスしていたけど見切られたので、着水音で食うかもしれないし、シイラは大抵つがいでいるので、もう1匹いるかもと思って投げたら、食った」という。船べりまで寄せて、後はタモ入れ。だが、笹子船長が痛恨のタモ入れミス。シイラのルアー針はカエシをつぶした「バーブレス」のため外れやすい。「本当にごめん!」と謝る笹子船長に長谷川さんは笑顔で「よくあることなので」と笑って許した。

釣り人全員でシイラを探すが、ハンマーヘッドシャークやイルカは見えるも、本命の姿はない。ファーストヒットから約5時間。“後半のつ~ちゃん”を自称するが「腕がパンパンになってきたし、手首もヤバい。気持ち的には200回は投げた感じです」と言いつつも、大好きなシイラ釣りとあって笑顔はキープだった。

午前11時15分ころ。再び長谷川さんがヒット。そして、つ~ちゃんの「4匹いる!」の声が船内に響き渡った。獲物に向かってルアーを投げるが、バイトはなかった。一方長谷川さんは海面をジャンプするシイラとのファイトを楽しんだ。タモを持った笹子船長は「緊張するな…」とポツリ。だが、同じミスは2度繰り返さない。無事タモに入れると、2人はハイタッチを交わした。上がったのは全長104センチのメス。「潮目に投げて誘い出しました。今年初のシイラなので、取れて良かったです」と会心の笑みを浮かべた。「朝と同じポイントでトビウオが飛んでいたのと、潮目が残っていたので狙った」と笹子船長。渋い中での貴重な1匹となった。

結局つ~ちゃんにシイラは来なかったが、「めっちゃ楽しかった。去年ニッカンさんで投げられなかったし、今日は型を見られたので」とし、「シイラが始まると夏が来たという感じです。今日は練習。また挑戦したいです」と前向きだった。その横で笹子船長は「自分で自分の首を絞めてしまいました」と苦笑。この日については「魚がいなかった」とし、「シーズンはまだ始まったばかり。潮が変われば、新しい群れが入ってくるはずなので、これからです」と話した。

なお8月11日には、4年ぶりとなるシイラ釣り大会「テッパツドルフィンフェス」の開催も決定。参加希望者は、大会公式facebookおよび共栄丸(090・7244・0460)まで。

この日の模様は後日、日刊スポーツ釣り特集(関東版)および、ユーチューブ動画「ニッカン釣りちゃん」で近日公開予定。