ぼくは受験勉強を始めた18歳の頃からずっと4時間半睡眠。朝4時半に起きて、やることがいっぱい。ショートスリーパーだった。

60歳くらいのとき、睡眠時無呼吸症候群(SAS)がみつかった。昼間にあくびが出るようになり、家族にいびきをかくと言われるようになった。睡眠時無呼吸症候群は、ポリソムノグラフィ(PSG)という装置を病院から借りて、自宅で簡易検査が可能。

ぼくは1時間に10回ほど呼吸が止まっていた。1分以上呼吸停止の時もあった。

睡眠時無呼吸症候群があると認知症リスクが上がる

CPAP(シーパップ)は、鼻から空気を送り、気道を広げて睡眠中の無呼吸を防止する治療法。主治医に勧められて試したところ、はじめはかえって眠れなくなったが、今は睡眠時間が長くなり、無呼吸の回数も減り、昼間のパフォーマンスも上がってきた。今では7時間半ほどの睡眠をとるようになった。

iPhoneの睡眠アプリも導入し、自分の睡眠状態を観察できるようにした。睡眠前半は、成長ホルモンが出る。成長期の身長を伸ばしたり、美肌をつくるホルモンだと言われている。女性にとっては大事な時間といえる。睡眠後半の明け方には、コルチゾールというホルモンが出て、脂肪を燃焼し、体重コントロールをしてくれる。眠るだけで肥満対策になるということだ。

質のいい睡眠は、アルツハイマー病の原因物質アミロイドベータも洗い流す。夜中2回以上トイレに起きてしまう人は、泌尿器科で前立腺肥大症などがないか調べてもらうことが大事だ。