【小谷の物申す】低迷DeNAの深層 山崎康晃良くないなら決断すべき/連載8

横浜(現DeNA)、ヤクルト、ロッテ、巨人で投手コーチを務めた小谷正勝氏(81=日刊スポーツ客員評論家)のコラム「小谷の物申す」。プロ野球指導歴43年、数多くの名投手を育て上げた名伯楽が古巣のDeNAの戦いを中心に、セ・リーグを語ります。

プロ野球

★小谷氏が語った主な内容

  • DeNA低迷の原因と外国人補強への疑問
  • 山崎康晃やベテラン野手の起用法への苦言
  • セ・リーグ優勝争いの行方とヤクルトのカギ

◆小谷正勝(こたに・ただかつ)1945年(昭20)4月8日、兵庫県明石市生まれ。明石―国学院大を経て67年ドラフト1位で大洋入団。71年オールスター出場。77年まで通算10年で285試合、24勝27敗6セーブ、防御率3・07。79年からコーチ業に専念。ヤクルト、横浜、巨人、ロッテの4球団で通算40年にわたってコーチを務めた。22〜24年はDeNAコーチングアドバイザー。右投げ右打ち。

阪神から移籍したデュプランティエ

阪神から移籍したデュプランティエ

外国人頼みのツケ 補強に疑問

シーズン序盤に危惧したように、DeNAがBクラスと苦しむ。交流戦を含んだ6月は4勝15敗と大きく負け越し、首位から離された。低迷する原因は一つではないが、昨年まで先発ローテをケイ(現ホワイトソックス)、ジャクソン(現ロッテ)、バウアー(現米独立リーグ)の外国人投手に頼ったツケが回ってきたのは明らかである。

フロントからすれば、阪神からデュプランティエを獲得し、左腕のコックスで先発ローテを埋めるつもりだっただろうが、新外国人は未知数。デュプランティエは能力だけを見れば、NPB屈指の投手だが、コンディション面に不安があり、結局は手術の影響で両投手ともにわずか2試合でチームを去ったことを考えれば、補強に疑問が残る。

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。26年は遊軍。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。