肥満の原因となる中性脂肪を減らすには、食の選び方が重要だ。トンカツとうどん、どちらを選びますか? 中性脂肪が気になる人には、なんとトンカツのほうが正解。
2011年、アメリカの心臓病学会が驚くべき発表をしている。血液中の中性脂肪を減らすには、脂質の摂取を増やして、糖質を減らすほうがいいというのだ。
肉の脂身気にしない
一般に、「肉は健康によくない」、特に「脂身は健康の敵」と考えられてきた。肉の脂身やバター、ラードなどに含まれる飽和脂肪酸はとりすぎるとLDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が増加するとされている。
一方、同じ脂質でもオメガ3に代表される不飽和脂肪酸は、血液中のLDLコレステロールや中性脂肪を低下させる働きがある。
内臓脂肪は質が悪い
内臓脂肪は、皮下脂肪に比べて質が悪いので要注意。内臓脂肪は、長寿ホルモンと言われるアディポネクチンを分泌させにくくしたり、サイトカインという炎症物質を分泌させて慢性炎症を起こし、動脈硬化のリスクを高めるからだ。また、血糖値を上げ、糖尿病にもなりやすくなる。満腹ホルモンのレプチンが分泌されにくくなるため食べすぎを招き、肥満を加速させるのも怖いところだ。
このような悪さをする内臓脂肪は、血液中の中性脂肪がエネルギーとして使われずに蓄積されたもの。食べすぎたり、運動不足の生活が続くとあっという間に肥満になる。甘いものを減らして、ご飯と果物を少し減らしましょう。

