日本文理が星稜(石川)に2-5で敗れ、決勝進出を逃した。打線は12安打も11残塁の山を築き、3投手は計14安打を許して5失点。大井道夫監督(75)は「ベンチに入っている選手が残りたかったら、努力しなければならない。スタンドで応援していた中から出てくる選手はいる」と、夏に向けてメンバー再編を示唆した。

 2ケタ安打の打線はつながらず、得点は6回に永田翔也一塁手(3年)の2戦連発となるソロ本塁打と、9回1死三塁で長谷川大中堅手(3年)の遊ゴロの間に飯田涼太二塁手(3年)が本塁を踏んだだけ。主軸の川村啓真右翼手(3年)は「好機に1本が出ない。1人1人が勝負強くならなければ」と夏への課題を話した。

 投手陣は、最速148キロの鈴木裕太(2年)を右肘痛で欠く布陣で臨んだ。大井監督は「早く鈴木が出てこないと厳しい」と言った。投打ともに課題が残った準決勝。指揮官は「1、2ランク、レベルアップしなければダメ」と地元Vを逃して厳しい表情だった。【涌井幹雄】