ヤンキースで両太もも張りのため故障者リスト(DL)入りしている田中将大投手が29日(日本時間30日)、フロリダ州タンパの球団施設でマイナー選手相手にDL入り後初めて実戦形式で登板し、延べ13人に5三振で安打性の当たりを許さなかった。
順調な回復ぶりに「何も気にせず、しっかりと力を入れて投げたし、良かったと思う。日に日に状態が上がっていっているのを感じながら調整できている」と表情は明るかった。
ヤンキース系列のテレビ局YESによると、報告を受けたブーン監督は「来週半ばにリハビリ登板をして順調なら(7月6日からの)遠征で復帰すると思う」と話した。
田中は新人捕手とバッテリーを組み、左右の打者と交互に対戦した。「投げ切ること」をテーマに「出たサインに対して自分がどう球を操るか。そこを意識した」と言う。何度もサインが合わず、苦笑いを浮かべつつ全球種を試した。
ブルペンと合わせると77球を投げた。「いい動きをしていた球はあった」と言うように、バットを数本折り「買ってあげた方がいいかな」と気遣いも。大リーガーを夢見る若手には食事を差し入れ、エールを送っていた。



