エンゼルス大谷翔平投手(24)が、3日連続でキャッチボールを行った。21日(日本時間22日)、アストロズ戦の試合前練習で、水原通訳を相手に約20メートルの距離で70球程度、軽めに調整を行った。

 この日の試合には「5番指名打者(DH)」で出場。打者として試合に出ながら、同時に投手としてのリハビリも進めていく。他の投手とは違い、二刀流ならではの形となるが、今後のリハビリプランについてソーシア監督は「いろんなチェックポイントを達成しないといけない。感覚が良いというだけではなく、プロセスが大事。次のステージに進むために、ウエートトレーニングをして、次の日どういう状態かとか、いつも確認しないといけない」と話した。

 一方で、今シーズン中の大谷の投手復帰を首脳陣らチームは期待している。同監督は「メディカルスタッフとも話して、リハビリがうまくいけば、彼が今年、投げられるということに自信を持っている。翔平もそれを楽しみにしているけど、1ステップずつ進んでいく」と、あくまで慎重な姿勢を示した。(アナハイム=斎藤庸裕)