エンゼルス大谷翔平投手(24)が、第2打席でチャンスを広げる二塁打を放った。2点を追う4回1死一塁、バーランダーの95・7マイル(約154キロ)の内角直球を捉え、右越えへ二塁打。1死二、三塁の好機をつくったが、後続が倒れてこの回の得点はならなかった。

 アストロズ先発のバーランダーとは5月16日(同17日)にも対戦しており、4打数無安打で3三振。この日も2回の第1打席はバントを失敗し、投ゴロ。2打席目の二塁打でア・リーグ屈指の右腕と対戦6打席目で初安打を放った。3打席目も結果は右直だったが、高めの直球をしっかりと捉えてた。

 バーランダーとの対戦を振り返り、大谷は「何回か良いスイングが出来たかなと思う。1打席目も良い打席に出来れば、またちょっと違う展開に持って行けたかなと思います」と話した。ピンチを背負ってから無失点に抑える同投手の投球については、「ランナーがいてもいなくても、終始ボールも強いですし、投げるところにしっかり投げられてますし、トップクラスのピッチャーだなという感じ」と振り返った。