13日に行われたアストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦で、レッドソックスのアレックス・コーラ監督が5回に猛抗議で退場となるシーンがあった。コーラ監督は「選手を守らなくてはならなかった」とコメントしている。

試合は5回裏、レッドソックスが2−2と追い付き2アウトの状況で、アストロズのジャスティン・バーランダー投手が外角の際どいところへ投球。これがストライクとカウントされ、三振に倒れたアンドリュー・ベニンテンディ左翼手はヘルメットとバットを地面に叩き付けた。コーラ監督はベンチから飛び出して主審に猛抗議を行い、退場処分となった。

コーラ監督は「プレーオフであのようなことになり、恥ずかしい。クラブハウスで試合を見るのは気分の良いものではなかった」としながらも「やるべきことをやらなくてはならない時もあるし、選手を守らなくてはならなかった」とコメントした。

ストライクの判定については「アンドリューも私も同意できなかった。正念場だったんだ。四球もあり、塁は埋まっていて、バーランダーをノックアウトできそうだったんだ」と悔しさを示していた。