例年になく各球団の動きが活発だったMLBウインターミーティングが閉幕した。9日(日本時間10日)の開幕から3日連続で数億ドル(数百億円)単位の大型契約が次々と成立した。

初日はワールドシリーズMVPのスティーブン・ストラスバーグ投手(31)が、7年2億4500万ドル(約270億円)でナショナルズと再契約。翌日、ゲリット・コール投手(29=アストロズFA)がヤンキースと9年3億2400万ドル(約356億円)で合意。3日目はアンソニー・レンドン内野手(29=ナショナルズFA)がエンゼルスと7年総額2億4500万ドル(約270億円)で契約合意に達した。いずれも敏腕代理人のスコット・ボラス氏が契約をまとめ、合計で約896億円の膨大なマネーが動いた。

FAの目玉選手が続々と早期決着となったことで、19日(同20日)が交渉期限の筒香、海外FA権を行使した秋山、ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す山口、菊池涼の契約交渉も加速しそうだ。