サイン盗み騒動の渦中にあるアストロズが18日、ファン感謝イベントを開催。質疑応答では監督解任にまで及んだ騒動について選手に対して厳しい質問が寄せられた。

アストロズでは、ワールドシリーズ(WS)を制し、疑惑がかかっている2017年のチームに在籍したホセ・アルテューベ二塁手とアレックス・ブレグマン三塁手がイベントに出席した。

17年ア・リーグMVPに選出されたアルテューベは、騒動について「チーム一丸となって耐えていくしかない」と述べた。

さらに「ずるをした選手と呼ばれることをどう思うか」との質問に対し、「そう呼ばれてめそめそするか、プレーでチームに貢献するか、道は2つしかない。私がどうするかはみなさんが知っているはず」と応じた。

一方、記者から疑惑追及の質問が続く中、ブレグマンは無難なコメントに終始。「ことしは言葉よりもわれわれの行動が雄弁に語ることになるだろう」と述べた。(AP)