アストロズのサイン盗み騒動が収まる気配のない中、カブスのダルビッシュ有投手(33)の発言が大きな注目を集めた。16日に米メディアのインタビューを受け「五輪と同じこと。選手が不正をすれば金メダルは剥奪される。だが彼ら(ア軍)はまだ、ワールドシリーズのタイトルを保持している。違和感を覚える」と意見。これがほとんどの米主要スポーツメディアでトップ級で伝えられた。ドジャースに所属していた17年ワールドシリーズでア軍に打たれ“サイン盗みの一番の犠牲者”として引き合いに出される騒動の中心的存在だけに、影響力の大きさを示す発言となった。

キャンプではブルペン入りし、最速95マイル(約153キロ)をマーク。「僕としては前回の方が球に伸びはあったような気がしたけど、今日のでも十分」と話した。