エンゼルス大谷翔平投手(27)の残り登板は、順調にいって2試合。中6日のローテで投げると、26日(日本時間27日)の本拠地マリナーズ戦と10月3日(同4日)のシアトルでの同カードということになる。マリナーズは現在ア・リーグ西地区3位で、ワイルドカード進出圏内まで4ゲーム差。今後はプレーオフ進出をかけてギリギリの戦いが続くため、大谷に対してもいつも以上に対策を練って挑んでくる可能性がある。

とはいえ大谷のマリナーズ戦成績は過去2試合で2勝0敗、防御率3・00と負けていない。初対戦となった18年5月6日は敵地Tモバイルパークで投手のみで出場し、6回6安打2失点で勝利。2度目は今年6月4日の本拠地エンゼルスタジアムでのゲームで、投打のリアル二刀流で登板し6回4安打2失点に抑えている。

中軸はともに34本塁打を放っている左打者のシーガーと右のハニガー。特にハニガーはこの日のロイヤルズ戦で34号を放ち、状態を上げている。だが大谷は前回の対戦で2人をともに3打数無安打、2三振ずつを奪っており、相性はいい。偉業達成へ向けて、悪くない相手と言える。