パイレーツのドン・ケリー監督(45)が、ドジャース大谷翔平投手(31)と真っ向勝負した有望右腕をたたえた。
パイレーツのバッバ・チャンドラー投手(22)は、3回から2番手で登板。8月にメジャーデビューしたばかりで、この日が3試合目の登板となった。8月22日(同23日)のロッキーズ戦、同27日(同28日)のカージナルス戦では、ともに4イニングを無失点に封じた。
チャンドラーは、3回1死で大谷と対戦。2ボールから99マイル(約159キロ)の直球で空振りを奪ったが、カウント3-1から投じた内角低めの99・2マイル(約160キロ)を右翼席へ完璧に捉えられた。
チャンドラーは4回2死で再び大谷と対戦。本塁打を打たれたコースと同じ内角低めへ、99・9マイル(約161キロ)の直球で押し込み、遊ゴロに打ち取った。
ケリー監督は、大谷へ真っ向からぶつかったチャンドラーの勇気を称賛。地元放送局でのインタビューで「オオタニにホームランを打たれた後の打席で、ババ(チャンドラー)はすぐに速球で勝負した。あれこそ彼が持つマインドセット。競争し、挑戦し、逃げずに立ち向かった。素晴らしい仕事だった」とたたえた。
チャンドラーは試合後、「驚いた。打球を見上げて『ワォ、すごいな』って思った。あんなに強烈な打球を打つなんて、クレイジーだ。相手は偉大な選手たちがいて、史上最高レベルの選手もいる。投げられたのは、クールなことだった」と、笑顔で振り返った
チャンドラーは21年ドラフト3巡目(全体72位)で入団。現在は投手に専念しているが、プロ入り当初は投手と遊撃手の二刀流で期待されていた。「SPOTV NOW」で解説を務めた大リーグ研究家の福島良一氏によると、野球のほかにバスケットボール、フットサル、ゴルフ(両打ち)などの腕前も一流だという。



