2026年のMLB公式戦が開幕し、今季も新たな日本人選手がメジャーの舞台に立った。開幕戦でデビュー弾を放ったホワイトソックス村上宗隆内野手(26)、ブルージェイズ岡本和真内野手(29)の日米通算250号コンビをはじめ、先発ローテーションの一角として期待されるアストロズ今井達也投手(27)と、今季も実力派選手が海を渡った。18年の大谷翔平投手以来となる日本人の新人王は誕生するのか。
<記者の目>
1995年、日本人初の新人王となったドジャース野茂は、マイナー契約からスタートした。その後、マリナーズ佐々木、イチローが選出されたものの、18年に「二刀流」で傑出した成績を残したエンゼルス大谷まで、日本人が「新人」として評価されにくい傾向は年々強まっていった。
新人王はBBWAA(全米野球記者協会)に所属する記者の投票によるもので、残した成績が重要視されることに違いはない。その一方で、ドラフトなどを経てマイナーからはい上がってきた若手選手と、NPBで活躍し、高額年俸で移籍してきたスター選手を同じ「ものさし」では測れなくなった背景がある。
今年は、岡本、今井、村上の3人がデビューした。ただ、よほど傑出した成績を残さない限り、彼らの中から選出される可能性はおそらく低い。今後、森井翔太郎(アスレチックス傘下)、佐々木麟太郎(スタンフォード大)らがデビューするまで、日本人が新人王になるハードルは高いといえる。【MLB担当=四竈衛】



