オールスター前日恒例のホームランダービーが開幕し、初参戦のホワイトソックス村上宗隆内野手が1回戦に4人目で登場し、20スイング中9本を放つも敗退となった。
1回戦は20スイング中の本塁打数で競い、上位4人が準決勝へ。以降はトーナメント制で、15スイング中の本数を競う。7人目のシュワバー登場時点で村上は4位につけており、シュワバーに10発を放たれて惜しくも敗退が決まった。
村上は生中継したNHK BSで現地リポートしている田口壮氏のインタビューに応じ「9本じゃ無理だなと思っていました」と清々しい表情で語り「最後の(本塁打を打てばスイングを続けられる)ボーナスラウンドみたいなところでもう少し稼げたらなと思いましたけど無理でした」と悔やんだ。それでも出場の経験について「すごく楽しかったです」と語った。
田口氏から「また出場して」と声をかけられると笑みをみせつつ「チャンスがあれば頑張ります」と話した。日本人初のホームランダービー優勝を「期待しています」とも言われ「朝から応援ありがとうございました。次にむけて頑張ります。またシーズンもあるので、朝から応援して頂けるとうれしいです」と呼びかけていた。
ホームランダービーへの日本人の出場は21年大谷(当時エンゼルス)以来5年ぶり2人目。村上のほか、シュワバー(フィリーズ)、ハーパー(フィリーズ)、カミネロ(レイズ)、ライス(ヤンキース)、カグリオン(ロイヤルズ)、ウォーカー(カーディナルス)、コントレラス(レッドソックス)の8人が出場した。
村上は1回戦でグリップに滑り止めをつけて笑顔で打席に入ると、ホワイトソックスのプルペンキャッチャーを務めるルイス・シエラ氏の投げるボールを初球からスタンドへ。その後も「フンッ」と力強い声を出しながら前半10スイングで4発。後半も残り5本となったところで一息置いて再び滑り止めをつけ直して打席に入り、9発を放った。
今季から時間制からスイング制へ変更されており、1回戦は最後の20スイング目で本塁打を打てば本塁打が出なくなるまでスイングを続けられるルールに。村上も最終スイングで本塁打を狙ったが打ち損じると「うわー」と大きな声をあげて悔しがり、投球したシエラ氏と握手とハグを交わした。最終順位は準決勝進出ラインに惜しくも1本及ばない9本で5位だった。コントレラス、ウォーカー、カミネロ、シュワバーが準決勝に進出した。



