ホワイトソックス村上宗隆内野手(26)がムーンショットを放った。7日(日本時間8日)の本拠地でのガーディアンズ戦に「2番DH」で出場。7点ビハインドの6回の第3打席に自身6試合ぶりとなる今季25号ソロを放った。飛距離406フィート(約123・8メートル)、打球速度110・5マイル(約177・8キロ)の1発は角度42度の高弾道アーチ。ブルージェイズ岡本和真内野手(30)の24本を抜き、メジャー日本人打者1年目の最多本塁打を更新した。
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村上がシカゴの夜空に向かってかち上げた。甘く入ってきた直球を迷わず強振。高々と打ち上がった角度42度の放物線は、中堅右のスタンドまで届いた。「上がり過ぎかなと思ったが、しっかり捉えられていたので感触は良かった」。統計によると、打球の初速が98マイル(約158キロ)以上、角度26~30度で打球を放った時が最も安打になる確率が高いとされている。打球角度が上がるほどスタンドインは難しくなるだけに、まさに規格外。大敗ムードから一転、本拠地はムラカミのムーンショットに沸いた。
主砲としての役割を全うした。前夜はレッドソックス相手に延長13回の激闘の末にサヨナラ負け。試合時間は4時間23分にも及んだ。疲労もたまっているはず。それでも「ああいう負け方をして、今日は何とか勝ちたかった」。どんなに劣勢でも途中で諦めていい試合などない。チームを鼓舞する一撃は、今季25本目のアーチ。ブルージェイズ岡本の24本を抜いて、メジャー日本人打者1年目の本塁打ランキングで単独トップに立つメモリアルな1発にもなった。
村上の1発も空砲に終わり、チームは4連敗。ア・リーグ中地区の首位に立っているとはいえ、同2位のガーディアンズに2ゲーム差に迫られた。21年以来の地区優勝に向けて正念場を迎えているが「いいチーム状況、いい順位できているので、悲観的な気持ちになることはない。切り替えて、またチーム一丸となって勝てるように」。勝利に導くアーチを量産していく。



