西武栗山「逆に充実した時間」1週間休養が好循環

西武栗山巧外野手(36)が充実の11月を過ごしている。新装された室内練習場で汗を流した18年目のベテランは「例年の11月は『疲れたなぁ』というイメージだったけど、今年は今までにない感じ。練習も慌てることなくできているし、こんな11月の過ごし方は初めてですね」と満足そうに話した。

10月のCS敗退後の1週間を「勇気を持って」しっかり休養。最低限のトレーニングは継続しながらも、心と体を十分に休めたことが好循環につながった。「今まで引きこもる時間もなかったので、逆に充実した時間になった」と振り返る。今季は通算100号本塁打を放ち、球団通算最多安打に到達。リーグ連覇も果たしたが、2年連続でソフトバンクに日本シリーズ進出を阻まれた。「反省はするけど、あまり反省しすぎず。休んだことで『区切れた』という感じ」と気持ちのリセットにも成功した。

常に進化を模索する求道者。「今はイメージを作っているところ。全部ぶっ壊して、もう1回、やりたいことを見つける11月にしたい。12月にはある程度、形にしていくイメージ」。秋から冬、そして来季へ。徐々にイメージを高め、戦う体を作っていく。【鈴木正章】