阪神坂本誠志郎捕手(32)の攻守にわたる貢献が光る。

1日の試合は2年ぶりの4安打に試合を決定づける3号3ラン。マスクをかぶっては伊藤将司投手(30)を今季初勝利に導き、最後9回のピンチも切り抜けた。

2回まで2度の降雨中断があった。計1時間15分。とくに伊藤将が「難しかった」といういように投手は調整に苦労した。

一方の坂本はピンチをチャンスに変えた。立ち上がりから不安定で2回には3安打1四球を集中されて3失点。逆転を許した直後に2度目の中断がコールされた。

ヤクルトが猛攻をかけているタイミングでの中断。坂本はこの時間で、配球など作戦を練り直したという。

「個人的には、そこで考えをいろいろ巡らせた。どうしようかな…と。1回考える時間ができたのは僕にとってはよかったです」

この対応が幸いして、最も難しい再開後の打者を打ち取り無失点。3回から伊藤将は立ち直り、その後1本も安打を許さなかった。

第3戦の先発は23年ドラフト1位、下村海翔投手(24)。4度目の先発で初勝利を狙う。過去3度はいずれも坂本が捕手を務めた。記念星のキーマンとなるのは間違いない。