“ムエタイ界の至宝”吉成名高(25=エイワスポーツジム)が、まさかの連戦でONEアトム級(-115ポンド=約52.2キロ)ムエタイ世界王座防衛戦に臨むことが分かった。
世界最大級の格闘技団体ONEは6日、都内で「ONE SAMURAI2」(8日、東京・EBARA WAVEアリーナおおた)に向けた記者会見を開催。チャトリ・シットヨートンCEOが、名高が「ONE SAMURAI4」(10月17日、東京・有明アリーナ)でリファディン・マスドール(23=マレーシア)を相手に2度目の防衛戦を行うことを発表した。
同CEOはさらにその後の囲み取材で、名高が「ONE SAMURAI3」(9月12日、神奈川・横浜BUNTAI)でハー・リン・オム(28=ミャンマー)を相手にONEでのキックボクシングデビューを果たすことも明らかにした。
ONEでのキックボクシングデビューから中1カ月でムエタイ世界王座防衛戦という、名高以外では考えられないスケジュールだが、いよいよ那須川龍心(TEAM TEPPEN)との世紀の一戦へ向けた第一歩とも言える。
エイワスポーツジムの中川夏生会長はYouTube「ムエタイちゃんねる」の中で「(龍心と)キック(ルール)でやってもいいよ、俺はね。名高がどう言うか、それは別だよ。やってもいいけど、ムエタイでもやろうよ」と提案しており、ルールがどうなるかは分からない。現時点で格闘家としてのキャリアは名高の方が先を行っており、対戦が実現するかどうかは、今後の龍心しだいではある。
それでもチャトリCEOは「龍心は将来、絶対ONEのベルトが欲しいと言っていた」と、今後、龍心が本格的にONEに参戦する意志があることを示唆。その上で「(名高VS龍心は)あと2年、3年経たないといけないでしょう。まだわからない。でも私の夢は東京ドーム。8万人入れて、ザ・マッチ1より大きくしたいですね」と野望を語っていた。

