ソーサは完敗だった。距離を取ってパンチを繰り出してくる井岡に苦しみ、有効打をなかなか出せなかった。3人のジャッジのうち、1人は12点差だった。「負けは認める。左右のフックがきつかった」と力なく言った。

 辰吉丈一郎に敗れた兄と同じく、日本人選手に世界王者への道を阻まれた。「負けたんだから、どうしようもない」とうなだれるように言った。