ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が、階級最強を決める賞金争奪トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦で、元WBAスーパー王者で同級4位のフアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)と対戦することが決まった。20日(日本時間21日)、ロシア・モスクワで開催された組み合わせ抽選会後、初防衛戦としてパヤノとの1回戦が決まり、現地でインタビューに応じた。
-相手はパヤノに決まった
「元スーパー王者ですし、キャリアもある選手なので、そこは気を抜かずにしっかり戦いたい」
-日本以外でも試合する
「もちろん。それは開催地がどこであろうと、やりたいですね」
-階級はどこまで上げる
「今はバンタム級で1試合だけなので、まずはバンタム級で結果を残していきたい」
-日本に統一王者が少ない
「統一王者も少ないですし、こういったトーナメントに出るのも少ないです。(他の)日本人王者とは違うステージに来られたことを誇りに思います」
-山中慎介選手とあのような形で試合をした元WBC王者ネリについて
「もちろん気にはなります。しっかりとしたルールの中で試合であるならば試合したいです」
-ネリとなら海外でも試合する
「そういう機会があればやってもいいです」
-決勝に進んだら相手は誰だと思う
「難しいですね。(WBO王者)テテか、(元5階級制覇王者)ドネア…。うーん、難しいです」
-もしテテやドネアとロンドンで決勝だったら
「もちろんやりたいですね」