ボクシングWBO世界フライ級王者木村翔(29=青木)が29日、日本人初の中国での防衛成功から帰国した。
27日に青島で同級4位フローイラン・サルダール(29=フィリピン)に左ボディーを効かせてを6回KOで下した。これで世界戦3連続KO勝ちも右目の周囲にアザ。「強い選手にしっかり防衛できた。KOで勝てたことは大きい」と満面の笑みだった。
中国での人気もまた上がり、パーティーや取材で帰国が1日遅れた。試合前に100個のグローブにサインも頼まれ、ホテルの自室にサインを求めに来るファンが何人もいたという。グローブのメーカーから契約オファーもあった。卓球の福原が人NO1だが「愛ちゃんの壁は厚い。まだ越えられない」と笑った。
次戦は同級1位田中恒成(23=畑中)との指名試合で日本人対決が濃厚となっている。3階級制覇を狙う田中陣営は指名期限の9月末にも挑戦を希望しているという。
木村は「逃げも隠れもしない。間隔が短くても大丈夫。全力でたたいて防衛する」。アマエリートとの対戦にも、雑草魂の王者は自信を口にした。

