9日後の10月7日に階級最強を決めるワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦(横浜アリーナ)を控えるWBAバンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が28日、横浜市の所属ジムで練習を公開した。

フアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)と同じサウスポーのアマ選手と3回のスパーリングを公開。順調な調整ぶりを示した井上は5歳から指導を受ける父の真吾トレーナーとのコンビ20周年を迎えたことを感慨深く口にした。

「5歳からボクシングを始めて、今年で20年かと。一緒に映った写真をみて思いましたね。ここまであっという間だった。20年も(一緒に)やっていると、思うところがありますね」と真吾トレーナーの姿をみつめた。今月に入って自身のインスタグラムに「(真吾氏と)ケンカもしますよ。最高の父であり最高のトレーナーです」と親子の写真を更新。今回のフアンカルロス・パヤノ対策も2人でそれぞれ動画を確認し、計120回を超えるスパーリングで練ってきた。「自分のやるべきことをやれれば。パヤノを完封するつもりです」と意気込んだ。

減量も順調でリミットまで残り1・5キロだという。「体調はメッチャいい」という井上はWBSSという新たな世界的な舞台に向け「防衛戦というよりは、何かチャレンジャーという気持ちが強い」との意識も口にしていた。