日本格闘技界のホープ鶴屋怜(21=パラエスストラ千葉ネットワーク)が27日、シンガポール・インドアスタジアムで、マーク・クリマコ(25=フィリピン)とのRoad to UFC(RTU)シーズン2フライ級準決勝に臨む。UFCとの契約を懸けてアジアの有力ファイターたちが競い合うRTUシリーズ。勝てばUFCとの契約に王手をかける鶴屋は「1本、もしくはTKOで終わらせたい」と強い決意を示した。
パンクラス・フライ級王座を獲得するなど、国内で実力は証明してきた。5月のロナル・シアハーン(インドネシア)との1回戦では鮮やかな2回一本勝ち。「自分が思っていた以上に周りから(好反応の)声をいただいて、前回の内容は良かったと思いました。ただ自分的には1回戦だから勝って当たり前」と浮つくそぶりはない。
準決勝の相手となるクリマコについて「全体的にバランスの良い選手。寝技もできる」と一定の警戒をしつつも「普通に、全然、フィニッシュできるかな」と自信たっぷり。海外マッチ、かつて約1年かけてUFCとの契約を狙うトーナメントとなるものの「UFCにちょっと触れることができ、練習のモチベーションがかなり上がった。絶対に優勝してやろうという気持ちがかなり上がりました」と心身ともに充実しながら準決勝の舞台を待っている。
◆鶴屋怜(つるや・れい)2002年(平14)6月22日、千葉・柏出身。幼少からレスリングを学び、小学校時代に2度全国優勝。日体大柏高に進学しレスリング部に所属し国際大会も経験。卒業後に総合格闘技を開始し、21年2月、DEEPでプロデビュー。22年12月、パンクラス・フライ級王座獲得に成功。父はパラエストラ千葉ネットワークの鶴屋浩代表(52)。リーチは172・7センチ、サイズは167・6センチ、65・8キロ。

