無敗の格闘家で今年4月にボクシング白星デビューを飾った東洋太平洋スーパーバンタム級8位那須川天心(25=帝拳)の2戦目の対戦相手、メキシコ・バンタム級王者ルイス・グスマン(27)が13日、都内のジムで練習を公開した。

18日、東京・有明アリーナで那須川とスーパーバンタム級8回戦で拳を交えるグスマンはサミー・ベントゥーラ・チーフトレーナーとの縄跳び、ミット打ち、シャドーボクシングなどを披露。那須川とコンビを組む元世界2階級制覇王者粟生隆寛トレーナー(39)が公開練習を視察した。

これまでグスマンの試合映像が1分程度の短い内容のみで、同トレーナーにとっては収穫のあるチェックだった様子。「これまで謎だったので。映像の試合と練習の印象は違う。ミットでは細かいパンチやコンビネーションを見たが、試合映像では大振り(のパンチ)で詰めていく内容だったので」とメキシコ王者の新たな一面を頭にインプットした。

身長163センチ、得意パンチは右ストレート、左フック、左ボディーとのふれこみであることは知っていたものの「試合の進め方はやってみないと分からないので、最初は様子をみさせて組み立てていく。距離を作って主導権を握りながら様子をみたい」と警戒した。軽めのトレーニングメニューだったこともあるが「パンチの回転はあるけれどパワーは感じない。ふったらパンチはあるのでしょうけれど。あとはメキシコ独特の距離感を確かめて積極的に崩しに行く展開になると思う」と戦略を明かした。

8日にスパーリングを打ち上げた那須川は所属ジムでシャドーボクシング、ミット打ちなど15~20ラウンド分は身体を動かして減量を含めた最終調整に入っているという。粟生トレーナーは「1日も動かない日をつくりたくない、毎日動きたいというタイプ。計量前日までは動くと思います」と説明していた。