ミニマム級準決勝で、大橋ジムのトレーナーで元日本フライ級1位の北野良氏の長男武郎(19=大橋)が決勝進出を決めた。
川崎新田ジムの秘密兵器こと遠藤龍匠(19)との同級4回戦に臨み、3-0(39-37×3)の判定勝利を飾った。遠藤の右フックを浴びると、強烈な左ウアンターで反撃。最終4回には左ストレートでよろめかせ、試合のペースを握った。
アマチュアだった高校2年時に、1度対戦経験しており、遠藤の強さは熟知していた。エントリーした選手の中で「一番強いと思っていた相手。1つ1つ試合に勝っていこうと思い、いつもの試合と同じ気持ちで戦いました」と振り返った。
常に父良トレーナーから練習への姿勢などで厳しい指摘を受け手おり「いつも気が引き締まっています」と苦笑い。試合前には同門の先輩となるWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者井上尚弥(30)とも軽めのスパーリングで手合わせし、遠藤戦に臨んでいた。
11月3日の東日本新人王決勝(後楽園ホール)は、杉浦義(20=協栄)との顔合わせとなった。北野は「杉浦選手も強い。先のことは考えず、東日本の決勝に集中していきたい」と気合を入れ直していた。

