新潟県在住のプロレスラー、スーパー・ササダンゴ・マシン(46=DDT)が新潟プロレス三条市厚生福祉会館大会(16日、三条市厚生福祉会館)に参戦する。
DDTの後輩、高梨将弘(41)とシングル20分一本勝負を行う。新潟プロレスのマットに上がるのは14年以来10年ぶり。県内ではテレビ、ラジオの出演などタレントとして大人気だが、地域密着を掲げる同団体に参戦し、本職のプロレスをアピールする。
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スーパー・ササダンゴ・マシンが新潟プロレスのマットで真の姿をみせる。「新潟では私がプロレスラーだということが知られていない。プロレスキャラだと思われている」。県内テレビ各局に出演し、ラジオ番組のMCを務めるなど、メディアでおなじみの存在。その正体はDDTで月1回マットに上がっているプロレスラー。「戦う姿を見てもらう必要がある」とアピールする。
高梨戦、新潟プロレスの開催では初めて代名詞の「煽りパワポ」を行う。試合前にパワーポイントを使って対戦相手の分析や試合の流れなどをプレゼンする独特のパフォーマンス。「ちゃんと自己紹介もしなければ。スーパー・ササダンゴ・マシン誕生のきっかけも」と丁寧に伝えるつもりだ。
最後に出場したのは14年。以後10年の空白を「高梨のせい。人生が変わってしまった」と対戦相手との因縁を明かした。DDTには02年からマッスル坂井のリングネームで参戦。家業の金型製造業を継ぐために10年に引退し、故郷の新潟に戻った。ただ、12年に新潟プロレスでスーパー・ササダンゴ・マシンとしてひっそりと復帰した。「それを高梨が東京で言いふらした。『新潟でマスクマンになっている』と。やっていないと言ったが、DDTに調べられて引き戻されてしまった」。そのため14年から東京での仕事が増え、新潟プロレスとは疎遠になってしまったという。
「本当は新潟で平和に暮らすはずだった。ビジネスマンとして磨いたパワポのスキルをプロレスに使わなければならなくなった。その復讐(ふくしゅう)をしなければ」と半ば強引にテンションを上げる。同時に「地元のプロレス団体だからと応援しているお客さんが多いと思う。そういう人たちの前でできるのは楽しみ」と本音をのぞかせた。【斎藤慎一郎】
○…スーパー・ササダンゴ・マシンは、試合に備えてリング常設の新潟プロレスの道場で練習しており、コンディションは万全だ。「リングの中で練習してこそ、アイデアや新しい技が浮かぶ。何かできないかと常に考えている」。ただし「今回は全然浮かばない。本番までに鈴木君に考えてもらう」。新潟ヘビー級王者で新潟プロレスのエース鈴木敬喜(29)に新技開発を要求。三条でお披露目するつもりだ。
◆スーパー・ササダンゴ・マシン(本名・坂井良宏=さかい・よしひろ)1977年(昭52)11月5日生まれ、新潟市出身。新潟明訓高では剣道部。早大に進み、在学中、DDTでマッスル坂井のリングネームでプロレスラーに。10年に引退後、12年にスーパー・ササダンゴ・マシンとして復帰し、新潟プロレスでデビュー。20年6月に家業の金型製造業、坂井精機の代表取締役社長に就任。
◆新潟プロレス三条市厚生福祉会館大会 メインは「新潟タッグ王座決定戦」。新潟プロレスの重鎮、ビッグ・THE・良寛とGAINAのペアと、土肥こうじ・羆嵐が対戦する。セミファイナルの「新潟ヘビー級選手権」では初代王者の鈴木敬喜が伊東竜二の挑戦を受ける。藤波辰爾はタッグマッチに登場。息子のLEONAと組んで仲川翔大・立花誠吾と対戦。オープニングはセンダイガールズの提供試合で、愛海とYUNAがシングル20分一本勝負を行う。問い合わせは新潟プロレス事務局電話025・288・5255

