プロボクシング前日本フライ級王者飯村樹輝弥(27=角海老宝石)がアジア王座獲得で「世界」にはずみをつける。18日、東京・後楽園ホールで開催されるる第28回WHO′NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXTのセミファイナルに登場。東洋太平洋同級王座決定戦で同級4位として、同級1位ローレンス・ドゥアムAG(26=フィリピン)と拳を交える。17日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、50・7キロでパスしたドゥアムAGに対し、50・5キロでクリアした。

対戦相手となるドゥアムAGは11戦無敗で、IBF12位、WBO13位と世界ランキングを保持する。好戦的にサウスポーに勝てば、アジア王座とともに世界ランクも手にする。今月上旬、日本王座を返上した飯村は「王座決定戦ですけど、久しぶりに挑戦者だと思っている。良いコンディションをつくることができた。年明け1発目が勝負。25年を良い年にするために勝ちと勝ち方にこだわって全力で臨みたい。25年の1試合1試合は(世界に)続いていくものがある。きっちりと勝ちたい」と手応えを示した。

昨年8月、自身のトレーナーも務める真成美夫人との間に長女望杏(のあ)ちゃんが誕生した。今回のアジア王座挑戦で、初めて後楽園ホールに愛娘を招くという。飯村は「初めての娘の後楽園ホール“デビュー”なので、そういうのも含めてきっちりやってやりたい。パパとして良い姿を目に焼きつけてほしい」と気持ちを高揚させていた。