プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が9月14日、名古屋のIGアリーナでWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)との防衛戦に臨むと10日、正式発表された。今年5月、米ラスベガスでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(米国)を8回TKO撃破して以来、約4カ月ぶりのリングとなる。首都圏以外での世界戦は初めてで、年3試合も17年以来8年ぶり。井上は10日、所属ジムの大橋秀行会長(60)、父の真吾トレーナー(53)らと都内のホテルでカード発表会見に出席した。なお主な一問一答(下)は次の通り。
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-KO宣言しない
井上 そういった時の井上尚弥が1番強いと自分は思っている。そういう時こそ劇的なKOシーンというものが12ラウンドの中で見られると思うので、まずはしっかりと12ラウンドを組み立ててボクシングしていきたい。
-12月はフェザー級で世界戦という計画もあったはず
井上 会長との話の中でポッとでた話なので。しっかりと自分たちの立ち位置と現状を見た時に現実的ではない。それは会長の考えもあるが、自分自身、中谷潤人という選手を高く評価しているため、しっかりとスーパーバンタム級で戦って、そこに照準を合わせて戦っていきたいなと思ったから。来年5月の試合が誰であろうと階級を上げ下げするの現実的ではない。しっかりと自分たちの立ち位置と現状を見た時、自分の残りのキャリアを考えた時に上げるのは今ではない。そういう判断になった。
-アフマダリエフは最強の相手か
井上 そうですね。自分の中でもキャリア最大の強敵と思うほど今回はすごく緊張感、警戒心を高めている。2カ月前ですけど、トレーニングはそういう気持ちを持っている。
-過去に何度かアフマダリエフから挑発されたが
井上 多分、SNSを通じてそういう挑発とかあったのかもしれないが、ちょっとチェックができていない。何を言っているのか、分かっていない状況。
-カルデナスとアフマダリエフのトレーナーが同じという点は
井上 こちらの陣営としては少し嫌だなとは思うが、選手も違うし、サウスポー。すべてが変わってくると思う。警戒心を持ちながら、より研究しながら。(相手が)思っている井上尚弥ではないよという、そう思わせる試合をしたい。
-元統一王者タパレスが練習パートナー
井上 (23年7月の)フルトン戦のリング上で会った(通常体重の)タパレスでは来てほしくない。しっかりとスパーリングできるタパレスで来てほしいなと思う。
-初の名古屋での試合
井上 横浜、東京と近隣でしかやったことないので、少し楽しみだなと。ワクワクを持って名古屋に向かいたい。

