4団体統一スーパーバンタム級王者・井上尚弥(32=大橋)が3-0(118-110、118-110、117-111)判定勝ちで防衛に成功した。WBAスーパーとIBFは5度目WBCとWBOは6度目。WBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)と対決。4団体統一王者としてサウル・アルバレス(35=メキシコ)を超え、新記録となる5度目防衛に成功した。また世界戦26連勝は元世界ヘビー級王者ジョー・ルイス、元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(ともに米国)と並ぶ世界タイ記録となった。リング上の完勝マイク全文は次の通り。

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皆さんありがとうございました。アウトボクシングもいけるでしょ! 誰が衰えたって? 誰が衰えたって? まあ、そんなことは冗談にしといて、あの今日は本当に名古屋まで応援ありがとうございました。

この試合は自分にとってすごくモチベーションの高い試合となりました。それは対戦相手であるムロジョン・アフマダリエフ選手の実力をすごく評価していたから、今日このパフォーマンスをすることができました。

1ラウンド目からアフマダリエフの戦い方をしていたら、正直この試合は分からない試合になったと思います。ですが、チームはこの試合に向けてすごく戦術を練ってきて、今日の当日体重であったり、戦い方、スピードを生かした戦い方というものに、すごくフォーカスを向けて挑んできた結果だと思います。

もちろん倒しに行きたい気持ちはすごくあり、そんな気持ちをグッと抑えながら、この判定決着というものに考えを置いて戦っていましたので、今日こういう結果となりました。ただ中盤、倒しに行こうと思って打ち合いに挑んでいたら、また違う結果が今日この夜訪れたと思うので、今日はこの戦い方が大正解だと思います。

11日にこの名古屋に入ったんですけど、そこからの過ごし方とこの試合までに向き合う気持ちというものは、すごく楽しみながらやってこられました。そしてまた、この名古屋で試合ができたというのは、自分の中で新鮮な気持ちということで、これもまた楽しませていただきました。

(プロポーターのボブ・アラムさんが訪れており、先ほど試合後「こんなに賢いボクサーは見たことがない」と言葉をかけられていた。自覚は?)大ありですね。賢いボクシングを選択すればできるんだということを今日、証明できたのかなと思います。

ボブ・アラム氏「今日は井上選手が完璧な、コンプリートなファイターであるというところを見せたと思います。スピード、そしてテクニックだけではなく、戦略に沿って、しっかりと戦っていくということができていて、それこそが彼を偉大なファイターにしているんだと思いました」

(何か反応のコメントはあるか?)大丈夫です(笑い)。

(次戦以降、相手の名前も含め、言える範囲で)具体的な話で言いますと、次サウジアラビアであると聞いているので。(困りつつ笑顔で、おどけて耳をふさいだ大橋会長を見て)はい? あれ?笑 はい。12月にサウジアラビアで戦いがあると聞いているので、またそこに向けて精進して、また素晴らしいボクシングを見せられるように頑張っていきますので、今後とも期待して、応援していただけたらうれしく思います。

(会場から去っていく中谷潤人を見つけ)中谷君! あと1勝! 12月、お互い頑張って、来年、東京ドームで盛り上げましょう!

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