メインイベントのKNOCK OUT-BLACKフェザー級(-57.5キロ)王座決定戦で、初代KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級(-55キロ)王者の古木誠也(28=REX GYM)とシュートボクサー内藤凌太(30=BELLWOOD FIGHT TEAM)が対戦。古木が判定2-0(30-28、29-29、30-29)で2階級制覇を達成した。
この試合は、もともと古木とチュームーシーフー(中国)が戦う予定だった。だがチュームーシーフーがケガで負傷欠場。試合直前に内藤に対戦相手が変更となっていた。
試合はKO勝利しか狙っていない古木と、この試合まで16試合KO負けなしの内藤という“矛盾対決”となった。初回から古木がブンブンとパンチを振り、強烈な一撃を当てる場面もあったが、終盤にさしかかるにつれ、内藤も単発ながら効かせるパンチを返し、結果は予想以上の接戦となった。
古木は「階級を上げてベルトを狙ってやったんで、すごくうれしいです」と喜んだ上で「(内藤は)やりづらいっていうのは分かってたんですけど、予想以上にやりづらかったです。自分が当たるなと思った攻撃でもよけられちゃったので、空振りが目立っちゃいました」と、この試合で17戦連続KO負けなしとした内藤の戦いぶりについて感想を述べた。
KNOCK OUT山口元気代表は大会後の会見で「内藤選手は本当に11日間という短期間で(オファーを)受けていただいて本当に感謝してます」と内藤に感謝。「古木選手にとってはサウスポーのチュームーシーフーを想定していた練習から切り替わっちゃったので、やりづらかったと思います。消化不良な試合に終わっちゃってもジャッジ的には問題はなかったかなと思っています」と振り返った。
そして、その上で「今回、内藤選手が出てくれたことと、古木選手的に倒せなかったという反省を込めて、S-cupに出てもらいたいなと思っています。今度はこっちがお返しをする番なので」と話し、古木にシュートボクシング代々木第二体育館大会(11月24日)で行われるS-cupフェザー級ワールドトーナメント出場へ名乗りを上げることを打診する考えを示した。

